呟怖.ORG | 呟怖

呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。

参加メンバーはこちら

呟怖.ORGと参加について

テレビカメラがまわっていれば見た人は何も不審に思わないと言われているが、毎日撮影者と一緒に歩いているこの女性には、さすがに近所の人たちも薄気味悪がっている。警察に言う人も多いのだが歯切れの悪い返事で打ち切られるのだそうだ。この町では「悪い子には○○が来るよ!」が生きている。#呟怖 https://t.co/8fptzEwx3E

この川は記録上ただの一度も水利権で争われたことがない。またこの川の水を引く田は一枚もない。どれだけ暑くとも子どもが泳ぐこともなく、何かあったのかの記録も存在しない。「三猿川」と呼ばれるこの川の名前は「言わざる書かざる使わざる」だと考えられる。 #呟怖 https://t.co/Mth48L0pgX

マンガ「寄生獣」でパラサイトが人を捕食するシーン、蕾がほころぶ瞬間を見て思いついたのかと一面の牙を見て気がつく #ぞろりと蠢く夜の闇 。#呟怖 https://t.co/nWc8IPzkyg

憧れの先輩が出産し、ご両親、旦那さん、旦那さんご両親、サークル一同と全員が祝福している場で、私が常々言われてきた言葉を小さく呟く。「いっそ生まれて来なければよかった、か」。私にだっこの順番がきて「おめでとう」と呟いたとき、赤ちゃんが「私があなたを守る」と言った気がした。#呟怖 https://t.co/ZImmVHZzkV

全く同じ顔の化け物が複数襲ってきて逃げている中、何故かそいつらの個体認識ができちゃう奴だけ逃げる真剣さが違う、走りながら聞いたら、笑ってる奴食いたそうな奴仕留めにくる奴まで判別できてしまうんだそうだ #呟怖 なんてのが頭に浮かびました。 https://t.co/OQCwnQCvPx

一人が言う、この階段は永遠に続いているんだ、別の者が言う、二階は固定なんだが下りるのは永遠なんだよ、また別の者が、またここに戻ってきた…、さらには、トイレはどこだい?…俺を含めたみんなが言う。「〝そと〟ってなんだっけ?」#呟怖 https://t.co/wbhOPfaEqx

「海だ」と見ていたので「川だろ」と言ったが「海だ」という。ふと「井の中の蛙大海を知らず」と頭に浮かび、それ以上は何も言わなかった。なぜそのとき気がつかなかったのだろう、映ってないだけで、あいつは「されど底の深さを知る」を見たのではないだろうか。#呟怖 https://t.co/N8pBpr7Rkw

love とlike の違い?気に入った男からは悪いものだけを取ってあげるし愛した男は掴んで離さない。love って執着だからね。あなたの全てを愛するわ。「千手姫」#呟怖 https://t.co/hTeJWMJW1W

「大変だ!この世の終わりだ!」村の古老が絶望している。どうしたか聞くと「稲が全部、去年と全く同じだ。葉の付き方、皺の一筋まで、全部去年と同じだ」……ぼけたんか?と思う反面、ぼけたとしてもそこまで言うものか?と不安が抑えられない #呟怖

通り魔に殺された女性から踊りの招待状が来た。私以外の招待客男女は皆老人だ。無音無言で始まる。踊りながら皆の前で挨拶をし、私の前で終わり、消えた。皆静かに涙を流し余韻を噛みしめている。見事な踊りだとは思ったが、何故私は呼ばれたのだろう?私の人生なぞ十分の踊りにも若かないのに。#呟怖 https://t.co/FFnENVC3O8

百戦錬磨の廃墟マニアがこぞって逃げ出す物件は「お化けやポルターガイストじゃないんだ。とにかくわけが解らない。本当に天地がひっくり返る」と言われている。なるほど根性出して観察してみれば、目が音を視覚化させ、耳が光を音声化させる部屋か。怪異というよりSCP案件だなこりゃ。#呟怖 https://t.co/DNJaVeYxl3

焼却処分されないおみくじが一定数超えると書いた人たちの念が怪異となって形を持つ。人の願いを叶える怪異かあざ笑う怪異かは宮司の本性次第。まぁ書かれたみくじを放置する姿勢でお察し案件。しかし問題はそんな宮司に祀られる御神体。怪異に気を取られていると。#呟怖 https://t.co/8339KtF1Ch

人里離れた山奥で見つけた古民家は、敷居をまたぐとサイケな内装で、中にいる女たちは体のパーツの比率がおかしいのや多いのや、獣人としか思えない者ばかり。それ以上に壁に見える大きな両目が僕に「これが自然だ。これこそ自由だ」と思考を塗り替えていく。あぁ、ここは怪異を産む家なのか。#呟怖 https://t.co/HIBHZpCv9C

天窓は普通のガラスなんだけど、毎晩この光が通るときはこうなるんだよ…この、窓の対角線上に右から左に。何かあるかっていうとないんだけど、なんなんだろうね?#呟怖 https://t.co/KjfqtK70J8

人形の修理に人の心臓が必要だという。男はカネを積んで不治の病の娘を買い、#人形医 に全てを託した。結果娘はベッドから出ることはできなくても両親と笑顔を交わせるようになり、男は深く満足して死んだ。大切なコレクションを大事にしてくれる人に渡す最後の勤めを果たせたのだ。#呟怖 https://t.co/2rxHGLHPZ8

そいつは才ある者たちのグループに飛び込んでしまい、如才なさで皆に受け入れられた。しかしここは「人の形をした¨ナニカ¨」程度なら追い出されもしないが対等にもなれない。だからなのだろう、皆との間に一線を引いてそこから誰も受け入れない。真に怖いのは怪異より人間だ。他才を喰らう人間。 #呟怖 https://t.co/E662hM73BU

生ける屍が人類を脅かしたとき反攻のきっかけとなったのは「なんであいつら腐らないんだよ!」の一言である。脳髄の破壊の前に四肢の腐敗を促進させるため政府が臭気に鈍い者を兵士する中、制御可能なキョンシーとゾンビを招集できる国がいち早く問題解決したのであった #呟怖 …#返怖 になる? https://t.co/eHSv8qGq2u

幼い頃、田舎で蚊帳を吊すと見知らぬ女性が何をするでもなく蚊帳の外を回るので蚊帳が嫌いだった。ぐるぐる廻るだけ。そして家の網戸の前を右往左往し始めた。頭おかしいんじゃないか。大人になった今、俺のそばに女はこいつしかいないのだが、絶対に中に入ってこない。触れないし話もできない。#呟怖 https://t.co/jCuzOeoCIK

「女を殺しただろう!」四方から絶え間なく責められる。やっちゃいないよ。確かに女の首を絞めている光景が目に焼き付いている。手に感触も残ってる。けどな、ありえないんだ。女は俺に近づかないんだ。忌避するんだ。こんな記憶はまやかしだ。こんな感触はお前らが植え付けているんだ。夏の森。#呟怖 https://t.co/1svqYiq3ed

「君の願いはなんだい?」彼女は聞く。願いなんて、もうないよ。「そんな人は結構いるよ」。部屋を出る気力も起きず椅子から立てない。彼女は横目でボクを見て、〝幸せ〟が詰まったシャボン玉を吹き続ける。どんな願いも叶う輝かしい場所。希望を失った者だけが辿り着く、絶望の部屋。#呟怖 (締切後) https://t.co/8qFR9PSdhn

彼は一人の役者の演技をそっくり真似る才能があり、田舎で、その才能で生計を立てていた。噂を聞きつけた役者がわざわざやって来て、彼の才能を激賞する。「この動きできるかい?」彼は初見でみごとに再現する。と、突然倒れ息絶える。それを見て役者は「ふむ、この動きは違うのか」#呟怖 https://t.co/CNPfrNvwEw

母は女手一つで私を育ててくれてとても感謝している。なので母には絶対に聞けない父の唯一の思い出は、銭湯で見た背中一面の刺青である。それが写真のような女性の姿だったのだ。当時の私は何も解らなかったのだが、あれは記憶違いなのか本当に刺青だったのか。父の背で瞬きをする美しい女性。 #呟怖

その貝は暗闇で耳に当てないと、何も聞こえないよ。やめときな、暗闇じゃないと聞こえないんだ、何が聞こえるか、想像がつくだろう、屋島やノルマンディのような海辺にあった貝だ、悲鳴や呻き声で形が変わった貝だぞ。……キンブリーかお前は。#呟怖 https://t.co/ZqW5VQVXvR

ぬいぐるみやら人形やら鉱石を友達神様扱いしている不思議ちゃんが、この神社だけは鳥居をくぐらずここで拝礼をする。みながここから先はダメと止めるのだそうだ。一線を越えてはならない神様だと畏れ敬っている。神域は必ずしも光り輝く場所ではないと言う。#呟怖 https://t.co/Z2ZTueJAiZ

#呟怖 その店に入った途端、とてつもない雨が降り始めた。店主に「すいません、いらない傘ありませんか?」店は傘の忘れ物が溜まるもので、捨てるのにも苦労する、店主は何も言わず立派な傘をくれた。店を出る。…後ろに誰かいる気がする。振り向いても激しい雨で何も見えない。前も雨で何も見えない。

百年以上前、その土蔵には吸血鬼が封じられたという。村長(むらおさ)の娘を誑かし、母を誑かし、男達に封じられたのだという。厚い壁に囲まれ、出入り口は漆喰で塗りつぶされ、村の悪童達も覗くことができない。どうやって吸血鬼を土蔵に入れたんだろう?「ねぇ、中にいる吸血鬼って、何人?」#呟怖 https://t.co/CKDn8hkWGB

帰省して息子が渡した手作りの風鈴を父が絶望の目で見つめる。この家の者が作る風鈴は必ず同じ形をしているのだという。風鈴が鳴ると猫が来る。この家の福を噛み殺す猫が。もし風鈴を壊すと、作った者の心も壊れるので諦めるしかないそうだ。息子が縁側に風鈴を吊す。風が心地いい。#呟怖

この図書館で一番人気が無い部門は視聴覚室の昔物コーナーで、MDとかβマックスとかVHDはまだしも、16回転や円筒のレコードなど資料として保管し蒐集も続けていて、さらにこれらの再生機器もあるのだが、人気が無い一番の理由は、おそらく題名が見たこともない文字で書かれていているからだろう。#呟怖 https://t.co/W0l9RlgwnL

山と積まれていた「炎の消えた命のロウソク」が一斉に火を点けた。土色の炎を。#呟怖 https://t.co/C976NMsK1X

幼かったとき、とても綺麗な女性から「何が欲しい?」と言われ「飴玉!」と答え、以降毎日一個飴玉が降ってくる。お金と言えば良かったかなと思うことも多いけど、雪山で遭難したときはこの飴玉が救いだった。神様は俺を見放していない。#呟怖 https://t.co/QYAsqd9gCR

呟怖.ORG | 呟怖

呟怖.ORG | 呟怖

呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。