呟怖.ORG | 呟怖

呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる136文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。

参加メンバーはこちら

呟怖.ORGと参加について

#呟怖

知らない町の裏通り。
いい匂いがする。
近くに焼肉屋でもあるのか?

「起きろ」
肩を叩かれ目が覚めた。
「そろそろ終わるぞ」
黒い上着を手に父が立ち上がった。
ここは……そうだ、火葬場の休憩室だ。
祖母の遺体は最新の炉で焼かれている。
なぜか、鼻の奥にあのいい匂いが残っていた。 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1265572555664039937 

#呟怖
#一行怪談

昨日目に入ったのはゴミではなく何かの卵だったようで、孵化した幼虫らしきものがまぶたの裏から目の中まで縦横無尽に動き回っているためか、きれいな景色も特撮映画のワンシーンになってしまいちょっと得した気分だ。https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1265676570976370688 

#呟怖

2.珊瑚

これが私の宝物
海の底で見つけたの
珊瑚礁のかけらよ
よおく見て

小さな小さな
小さな髑髏が
たくさんたくさんくっついて
こんなにきれいになるなんて

あそこに行けばまだあるわ
私と一緒に行きましょう
きれいな珊瑚の友達に
あなたはきっとなれるはず https://twitter.com/molmol299/status/1259654993025482752 

#呟怖

1.『焔』

その蜜柑色の火は百年近くをかけて蝋を溶かすはずだった。他のどの蝋燭の火よりも熱い、それでいて刺すような冷たさすら感じさせる純白の焔に変わるまでは。
「怒りと怨みの色…」
蝋燭は急激に溶け、やがて火は消えた。
「己れの火に焼かれたか」
火の番人は静かに手を合わせた。 https://twitter.com/molmol299/status/1259654993025482752 

#呟怖

空が揺れた
すうっと空が近くなった
周りを見ると私がいた
仰向け
首ががくんと揺れてそれっきり動かなくなった
木の葉が揺れている
落ち葉が舞っている
でも風を感じない
変ね

そうか

幽霊になったのね https://twitter.com/noberuko/status/1262695802956218368 

#呟怖

13. お休みなさいを言う前に

鞄からポーチを取り出し中身を出す。
小皿と塩、護符。
予めネットで調べておいた場所にそれぞれを置いた。
「ふふん、これでよし」
ベッドに入り灯りを消した。
しばらくすると、隣の部屋から悲鳴が聞こえた。

まだ出張に慣れてない人だったのね、可哀想に。 https://twitter.com/molmol299/status/1255839596673261569 

#呟怖
#実話

昨晩のこと。
晩御飯の片付けをしようと立ち上がった時、とん、と右肩に何かが触れた。
「あ、ごめん」と言いかけてハッとした。
夫は目の前の座椅子に座っている。
でもあれは間違いなく肩と肩がぶつかった感触だった。

#呟怖

12.死神

「テレビで見て買ったんだ。先っぽのハサミで掴んだまま切れるし、柄が伸びるから高い所にいる魂も獲れるんだ。鎌より楽だぜ。お、出た出た。ほら、見てろよ」

マンション最上階の自宅で死んだ私の魂は、ベランダから出た途端に下から伸びてきた高枝切りバサミにちょん切られた。 https://twitter.com/molmol299/status/1255839596673261569 

#呟怖
#一行怪談

9.呪詛

最後の仕上げにあの子の髪が必要だったんだけど、髪を切ろうとしてうっかり首まで切っちゃったから、わら人形はもういらないわhttps://twitter.com/molmol299/status/1255839596673261569 

#呟怖

11.満月
「月が綺麗ですね」
「真ん丸ですわ」
「私のと比べてみましょうか」
「痛くないんですの?」
「神経が切れない限りは」
「片目だとちゃんと見えないのではありませんか?」
「ははは、月が少し近くなりましたよ」
「素敵。ではわたくしも」
「綺麗ですね」
「まあ、お上手ですこと」 https://twitter.com/molmol299/status/1255839596673261569 

#呟怖

10.ドッペルゲンガー

マンションの屋上から男が飛び降りた。
同じ日、同じ時。
ビルの屋上から男が飛び降りた。

「見ちゃった!もう最悪!」
男の死を伝えるメールが二件。
場所は違うけど送られてきた死体写真は同じ顔。
そして今、三人目の君がスマホを手に同じ台詞で話し出した。 https://twitter.com/molmol299/status/1255839596673261569 

#呟怖

8.『箪笥』
いちばんしたにはつまさきからひざ
うえのだんにはふとももを
まんなかあけるとおしりがあって
もひとつうえにはおなかとむねで
そのまたうえにはうでとかた
あたまはたんすのてっぺんに
さゆうのてのひらかざりつけ

あのこはぼくのたからもの
だいじにだいじにしまっとこう https://twitter.com/molmol299/status/1255839596673261569 

#呟怖

『手鏡』

左手に掴む手鏡血に塗れ飛び散る破片を集め食む我 https://twitter.com/molmol299/status/1255839596673261569 

#呟怖

『人形』

服は毎日着替え、髪型も変えているという。
「でも」
紅茶をひと口飲むと女主人は言った。
「最近『らしさ』がなくなってきたの」
では次を?
「ええ、お願い」
お喋りな子だったら?
「構わないわ。薬があるから」

街へ出た。
条件はひとつ。
「お人形さんみたい」な子。 https://twitter.com/molmol299/status/1255839596673261569 

#呟怖

『噂』

「ねえ、知ってる?もう死んじゃってるし、本当なのかわからないけど」
噂好きの友人は死んだ人についても遠慮なく話す。
『噂をすれば影』の諺通り、彼女にはいくつもの影が纏わり付いている。おまけに七十五日経つまでに何度も話題にされるので影も消えるに消えられないようだ。 https://twitter.com/molmol299/status/1255839596673261569 

#呟怖

『人面瘡』

幼い娘が左右の掌に話しかけている。
掌に描かれた顔の口が動いている。
なんだこれは。
「絵じゃないわよ」
私にもそんな頃がと妻は笑う。
「あなたといる時だけ消えてたの。お腹にこの子ができた時、本当にいなくなっちゃった」
まさか。
「この子、将来は双子のお母さんかぁ」 https://twitter.com/molmol299/status/1255839596673261569 

#呟怖

『人魚』

崖の上から見下ろすとまだそこにあった。
このままだと波に攫われてしまう。
小さな洞窟を見つけたのでその中に運んだ。

鰭じゃなくて足があるのは、そうか、陸に上がるためか
この肉を食えば不老不死になれるんだ

駆けつけた警官が見たのは女性の溺死体を食らう男の姿だった。 https://twitter.com/molmol299/status/1255839596673261569 

#呟怖

『櫛』

祖母の髪はいつも一筋の乱れもなく纏められている。秘訣を尋ねると髪から櫛を外して見せてくれた。櫛歯の一本一本がとても細い指で、微かにだが動いている。これは亡き祖父から贈られたもので、当初は普通の櫛だったが祖父が亡くなった日の翌日にこんな姿になっていたと祖母は語った。 https://twitter.com/molmol299/status/1255839596673261569 

#呟怖

バタバタなびく鯉のぼり
風に煽られ身をよじり
時々吐き出す変なもの

髪の毛生えた皮だとか
歯形のついた骨だとか

掃除が大変なんだよと
爺ちゃん婆ちゃん
愚痴こぼす https://twitter.com/nomunomutayuma/status/1257497418880266242 

#呟怖

河原で拾ったまぁるい小石
流れに浸して汚れを落とし
手のひらころころ転がした

真ん中青くてキラキラで
キョロキョロしてるの
可愛いな

もひとつないかな丸い石
同じ色のがいいのにな
違う色しか見つからない https://twitter.com/r_okishima/status/1255851086881013764 

#呟怖

『朔』
月と太陽が同じ方向にあるのを「朔(さく)」という。
太陽の輝きが月を隠している。
隠れて見えない月は「新月」。

ふと感じた気配に目を向けると闇がある。
闇の暗さが彼等を包んでいるのか、彼等が闇に溶けているのか。
この、気配と闇の重なりを、見えない彼等を何と呼ぼうか。 https://twitter.com/molmol299/status/1255839596673261569 

#呟怖

チン
ドアが開いた。
乗り込んで振り向きボタンを押す。
エレベーターは動かない。
だが階の表示は上へと進んでいく。

チン
ドアが開いた。
そこには闇が広がっていた。
誰かに背中を押された。
よろけるように降りて振り向くとドアが閉まった。

ドアの向こうに俺がいた。
笑っていた。 https://twitter.com/tanderion1216/status/1256890475383930880 

#呟怖

「猫の目を見つめてはいけないよ。彼らにしか見えないものが映っているからね」

ごめんなさい
私、見ちゃったの
目の奥が、瞼がひっぱられて…

瞼を閉じられなくなった娘は涙を流しながら虚空を見つめている。
娘は何を見たのか。

知りたいですか?
見たくなりますよ?
猫の目を。 https://twitter.com/r_okishima/status/1255851086881013764 

#呟怖
『あれ、エスカレーター動いてないぞ?上に行けないなぁ。待ってて、他の方法聞いてくるから』
で、ずっと待ってるんだよ。なぁ、今って昭和何年?令和?なんだそれ。あーもう、忘れられてんのかな、俺…

本物の幽霊が語った話題作!
「俺が地縛霊になった理由(わけ)」
好評につき増刷決定! https://twitter.com/wildgeese1991/status/1255017291953000450 

呟怖.ORG | 呟怖

呟怖.ORG | 呟怖

呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる136文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。