呟怖.ORG | 呟怖

呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる136文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。

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呟怖.ORGと参加について

#呟怖

お客さん、このバスには乗れませんよ
この人たちですか?
ご家族連れ、学生さん、サラリーマン
みなさん、夜明け前までに…
ええ、そうです
では

パタパタ、パタン『三途の川行き』

空に昇っていったバスは一条の陽の光に乗るとゆっくり走り出し、やがて静かに消えた。 https://twitter.com/moon04cat/status/1185471669181091841 

#呟怖

波間に見え隠れする岩礁の上で言い争う二人の男。
何度も波を被りながらも殴り合っている。
あれは…

死んでからもああして喧嘩し続けてるんだ

隣にいた老人が煙草を燻らせながら言った。

遺産争いさ
バカ息子どもが

立ち上がった後ろ姿が溶けるように消えた。
落ちた吸い殻を風が転がす。 https://twitter.com/moon04cat/status/1185470747042439168 

#このお題で呟怖をください
#呟怖
見知らぬ町の見知らぬバス停 http://pic.twitter.com/ST4CKwerJ3

#呟怖

ああ疲れた
やっと帰ってこれた
私の部屋に

「で、開けたらいきなり刺されたんだって」
「じゃあ部屋には入れずにここで?」
「胸をひと突き、即死らしい」
「それでずっとこの通路を歩き続けてるのか」
「余程強い想いで歩いてたんだろうな」

ああ疲れた
やっと帰ってこれた
私の部屋に https://twitter.com/mubkk/status/1183735063004868614 

#呟怖

その小さな花はとても良い香りがした。
ずっと手元に置いておこうと思い、たくさん集めて瓶に詰めた。
ふと思い出して何十年かぶりに棚の奥から瓶を取り出すと、隙間なく詰められた花はまだ動いていた。 https://twitter.com/molmol299/status/1184120386415288322 

#呟怖
壁が目で埋め尽くされた
どこから来たと聞いても答えない

口を探しに街に行くと、足が無いから動けないという
足を探しに公園に行くと、手が無くてバランスが取れずに倒れていた
手を探しに川へ行くと、ススキに紛れて風にそよいでいた
風の音を聞いていた耳が烏に拐われたのでこの話はおしまい https://twitter.com/yachiruewomiru4/status/1183222754419412993 

#呟怖
ほんの少し欠けた月の光が花々を照らす

青みを帯びた灰色の花は陽光の下では何色だったか
『教えてあげましょうか』
夜の奥から声がした

「いや、いいよ。この色は好きだ」
くすくすと笑う声
いつのまにか目の前に女がいた
青みを帯びた灰色の着物がよく似合う

花と連れ立って夜を歩く https://twitter.com/take_irakusa/status/1164889768087310337 

#呟怖
この廊下を歩く時は天井を見るな、明滅をくり返す明かりを見るなと教わった。

着信音が鳴った。
スマホを取り出し画面を見た。
見てしまった。
画面に映った、蛍光灯ではなく光る目が一列に並ぶ天井を。
明滅はまばたきだった。

走るような足音が聞こえる。
獲物を見つけたような歓喜の声も。 https://twitter.com/usagamisousuke/status/1182047961947131904 

#呟怖

海を一望できる崖の先端へと向かう。

頭上を旋回していた鳥が鳴いた。

『イツマデ!イツマデ!』

「もしもし。…はい、二回です。…わかりました、はい」

スマホをポケットに入れ、傍にあった岩に腰掛けた。

先輩たちが来るまで待機、回収作業はそれから。

二回鳴いたから二人、か。 https://twitter.com/moon04cat/status/1182162848404799489 

#呟怖

花を追って歩いていこう

あの日、君と歩いた道を

大丈夫さ迷ったりしない

あの日、君が言った言葉

もういいよ許してあげる

あの日、君の胸に咲いた

真っ赤な花にも似た染み

もう一度だけ見たいんだ

あまりにも綺麗で綺麗で

掘り返したくなるほどに

ああここだここだここだ https://twitter.com/molmol299/status/1176774466610663427 

#呟怖

めくれ上がったひび割れの下から手が出てきた

渇ききった地中から逃げようとしているらしい

如雨露に水を入れてさぁさぁと万遍なくかけた

手はするりと引っ込みひびも跡形なく塞がった

濡れた地面を踏みいい加減にしろとつぶやいた

残りの水を墓にかけたあと静かに手を合わせた https://twitter.com/moon04cat/status/1180046400765059075 

#呟怖

路地裏から何かが這いずり出てきた

黒猫?烏?…髪

踏み付けると動かなくなった

どこからか狂ったように笑う声

路地の奥に赤い髪の女が座り込んでいる

いや、髪じゃない

頭皮が剥がれ、血をかぶったような姿

髪は靴の下でぞわっと広がると四方八方へと散っていった https://twitter.com/biii_ziii_biii/status/1179724245141573632 

#このお題で呟怖をください
#呟怖
10月だというのにまだ暑い http://pic.twitter.com/OIvvTfX1ky

#呟怖
#姑獲鳥の涙
#一行怪談

掴み損ねた蜘蛛の糸を求めて我れ先にと登った奴らの手の霊がしがみついているhttps://twitter.com/dancewithsky/status/1179657525991370753 

#呟怖

なんだこれ、湖か
今日は街の中で撮影したのに
こんなのあるわけない
「削除」

またある
随分と水際で撮ってるな
誰かパソコン触ったか?
「削除」

またか
水面しか写ってない
気味が悪い
「削除」
あれ
「削除」

フリーズ
カーソルが動かない

苦しい
息ができない
助けて
俺、泳げないん… https://twitter.com/moon04cat/status/1178562598318379008 

#呟怖
いつもの場所に座る
窓にいつもの顔ぶれが映ってる

初めて見る顔がいた
よく見かける制服
スマホを手にしたまま虚ろな目

そういえばニュースでやってた
朝から電車が乱れてたのは、ふーん、あんたか

次の駅のアナウンス
立ち上がって周りを見た
私以外、この終電の車内に人はいない
人は、ね https://twitter.com/piy8mk6gubxooge/status/1169655958261288960 

#呟怖
「あなたにはここの清掃を担当してもらいます。亡者が吐いた恨み言や未練を全部搔き集めてください。道具はそこに」

森の最奥にある苔むした石の扉
触れてみたがびくともしない
私を通す気はないようだ

ここは「生き止まり」
この世で行き着く最後の場所

扉の向こうにあるのは地獄への一本道 https://twitter.com/dancewithsky/status/1173591884985274369 

#呟怖
コンクリートの岸壁に当たる波の音を聞きながら釣り糸を垂らしていた。今朝は早く来すぎたのか、他の釣り人が見当たらない。
すると背後で足音が。
振り向いたが誰もいない。
足音は横を通り過ぎ、止まることなく海へ
どぼん
糸が引いている。
震える手でリールを巻く。
何が釣れたんだろう。 https://twitter.com/usagamisousuke/status/1173072725088198656 

#呟怖
深夜になると公園から歌が聞こえてくる。

ある時、正体を探りに行くとすぐにそれが足元からだと判った。
砂利道に浮かんだいくつもの顔が歌を口ずさんでいる。
そういえばこの公園、川を埋め立てて造ったらしい。
出口で道は終わり、顔はそこで沈むように消えた。

今夜も彼らは歌っている。 https://twitter.com/bef3enxcredw3l5/status/1175572866525364225 

#呟怖

散歩気分で入った里山で迷ってしまった。行けども行けども晴れない目の前の霧を手で搔きわけた。
「うわぁっ!」「きゃあっ!」
「雲から手が!」「誰かいるわ!」
え?
手を引っ込めた。
気がつくと家の前にいた。母が空を見上げている。
「見た?いま雲から大きな手が出てきたのよ!」 https://twitter.com/maybepurin/status/1176458259584040960 

#呟怖
窓の向こうに見えるのは
いつもの空
いつものビル群

なんだ
目が合った
今のは

外に人集りとサイレン
飛び降り?
即死?

ああ
胸がドキドキする
初めてだ、こんな気持ちは

あれから毎日
いつもの時間を
心待ちにしている

窓の向こうに見えるのは
いつもの風景と
落ちていく君の笑顔 https://twitter.com/moon04cat/status/1176260837943590912 

#呟怖

三つの穴から「いっせーの」
穴から聞こえる笑い声
隠れたあの子の声じゃない

一の穴から顔が見え
二の穴からは手が招き
三の穴から伸びる足

森の匂いに混ざるのは
纏わりつくよぅな血の匂い
耳を澄まして近づけば

ぐちゃりぐちゃりと食む音が
ぼきりぼきりと折る音が
あの子も私も帰れない https://twitter.com/dancewithsky/status/1173117341896327168 

#呟怖
夜の交差点をずるずると這うものがある。
それはガードレールの下に置かれていた花束。

ブレーキ音、衝撃、悲鳴。
あの日見たのは横たわる子供と我が子の元へと這う血に塗れた母親の姿。

花束が、あのひとが辿り着くのを見届けたい。
だから私は今夜もベランダに出る。 https://twitter.com/moon04cat/status/1175278187334385664 

#呟怖

花の中には目を瞑った女性の顔
真珠の肌に漆黒の睫毛

目を開けてくれ

応えることなく花は幾度も枯れ落ちた

ある満月の夜、花が、瞼が開いた
月の光を湛えた瞳が輝く
花は花柄から離れるとふわりと宙に舞った

顔に花弁の、首筋に冷たい歯の感触
胸を腹を何かが熱く伝う

ああ 月が綺麗だ https://twitter.com/mad8068/status/1173968165556015104 

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