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窓ガラスの水滴で作られたモザイクの先に赤い人影が写っていたので拭いてみると姿は無く、いつのまにか赤く染まった雑巾から『入れた』と声がした。#呟怖 #一行怪談

「俺ァね、絞殺死体から産まれたのさ。或る液体が男の体内に侵入、寄生して成長し、父さんが来るタイミングを見計らい括ってな…
で見事父さんは死体の下に泣いていた俺を拾ったのさ。父さんは俺を実の息子と言っているけどな。
…なんで其れを俺が知ってるかって?
さぁ…何故だろう…」#呟怖

妙に息苦しいと思っていたが、電車の窓に映る人影が異様に多いことに気が付いた。#呟怖 #一行怪談

ある科学者が夢を映像化させる機械を発明した。試験者を数人寝かせ、遂に夢の映像がモニターに…
その途端彼は怯え絶叫し、機械を破壊してしまった。
「夢は一人の同一人物だ!私達は夢を見ているのでは無く、夢に見られている!」
以来彼は眠る事を極端に恐れ、病院のベッドの隅で震えている。 #呟怖

通り魔から逃げているうちに影がいない事に気が付いた。急いで戻るとそこには、包丁の突き刺さった私の影が地面に映っていた。

『通り魔事件がありました。影が刺され、器物破損で捜査を…持ち主を探していますが、恐らく非常に探し辛いと…』

影の無くなった私は、自動ドアにも気付かれない。#呟怖

夏の山奥にて、女性が斜め上を眺めていた。不思議に思い眺めると不穏な臭いと同時に、彼女の顔半分がドロリと腐敗している事に気付いた。
雪の降る頃にまた行くと、其処には透けた骸骨が寂しげに下を向いていた。

後日彼女の見ていた木の上でロープが発見された。
春には彼女も見つかるだろう。#呟怖

古書堂にて買った本の中に、物語に出てくる植物の押し花が挟まれていた。桜に始まり菫にスズラン、理想にそった紅椿…

そうして最終章
悪く、そして誘惑的な予感はしていたが──やはり。
最後を捲ると、未開封の古い遺書が挟まれていた。
ただ思惑と違うのは、私の名前が書かれていた事だ。 #呟怖

『ニュースです。十月三八日の彗星は一人の幽霊を攫って行きました。警察は紛失物として捜査しています。或る人形が母を探しています。どの星かご存知でしたらご一報を。以前脱走しました譁�ュ怜喧は漂白剤で消されたそうです。
ニュースです。この放送はいつ終わるのでしょうか。続きまして…』#呟怖

『ニュースです。十月三八日の彗星は一人の幽霊を攫って行きました。警察はなくし物とし捜査しています。或る人形が母を探しています。どの星かわかりましたら連絡を。以前脱走しましたは譁�ュ怜喧漂白剤で消されたそうです。
ニュースです。この放送はいつ終わるのでしょうか。続きまして…』#呟怖

早朝、散歩中に前方から音楽が聞こえた。チンドン屋の様だ。
─チン、ドン、チン、ドン、
現れたのは腕の長い、赤着物の巨大な獏に似た三体の異形であった。
『ドン』
その途端、私は真暗闇にいた。
前方から聞こえる賑やかな音に、私は奴らの持っていた袋の中にいるのだと気がついた。#呟怖 https://twitter.com/hkacktqbnnwxf80/status/1177620613252468736 

ペン立てに入り込んだ消しゴムを取ろうとすると、鋭い痛みが走り、見てみると指先に人間らしい歯型がついていた。#呟怖

夜、月光を避けた闇から、宇宙に似たものが出てきた。
一応の人型を保ち、鈴か星の響きのような声を出しぶるぶると震えている。体は真黒で中には星雲のように流動する煌めきがあった。

翌朝もう一度見に行くとそこには何もなく、ただ地面が焦げており、醜いあれはきっと宇宙の澱みであった。#呟怖

電柱に「この顔に注意!」と張り紙があり、信楽焼の狸の写真が貼られていた。
ふいと目の端に映ったのは狸の焼き物である。電柱の隣に何十もの狸が並んでいるのだ。曲がり角は消え、端が霞む。暫くみると一つ、写真に似た狸がいた。「君か」と言うとニヤリと笑い、そこはいつもの道であった。#呟怖

「この部屋出るんだよ」高校で出会った友人はそう言いながらトイレへ向かい、暫くするとお母さんがやってきて「息子と仲良くね」と微笑みながらおやつをくれた。

帰り際、お母さんも見送ってくれたのだが、どうも先程と顔が違う。「ああ、だから出るって言っただろ」友人がよく似た顔で笑った。#呟怖

魂の研究をしている博士の部屋に強盗が入った。博士は魂21g問題に取り組むべく、亡くなった人の最期の一息を瓶に入れ棚に並べていたのだが、それらが全て割られていたのだ。
結局盗まれた物も無く、悪戯だろう判断された。「扉を開けた時に部屋から台風の様な風が吹いた」と第一発見者は語る。#呟怖

「その心霊写真は本物ですね」と狸が言った。
「だってそれ、僕ですもの」

「僕らは本物に化けるんです。でもそのまま混乱して忘れ、本当の本物になっちゃう奴もいるんです。
…ねえ、」

風が上がる中、必死に幼少期を思い出そうとする

─貴方は本当に人ですか?

狸の目が夕影に僕を刺した
#呟怖

春、その桜の上には花魁姿の女性が現れる。誰も届かない、桜の中で茫と枝に座っているのだ。私は物言わぬ彼女を見るのが春の恒例となっていた。

今年その桜が切られた。
よくある話、桜の下には古い骨が埋まっていたという。
無名の墓に桜の落枝を添えた時、やっと彼女と目が合った気がした。#呟怖

窓を叩く音がしたので怖くなり、母の所へ行くと「木の枝が叩いているのよ」と言い、私を布団へ引きずり込んだ。確かに影となった枝が窓に映る。
私を抱える母の手は何故か震えていた

翌日、学校へ向かう時に気が付いた
私の部屋の窓近くに木なんて生えていないのだ。
今夜も窓を叩く音がする。#呟怖

廃墟にて障子に一刺し覗いてみると、そこには爛漫桜が舞った。
もう一刺し、そこには波風魚が泳いだ。

ぷつり、ぷつり、
最後の一つを覗き込むと、向こうから真白い顔が覗き込んだ。身を引くも束の間、頭を掴まれ、ずるり。

後には何も無かったように、無傷の障子が静かに佇むばかり。#呟怖

口に髪の毛が入ったので取ってみると
明らかに自分の髪の毛以上に長い。

スルスルと髪は1メートルほど口から出て、遂にぷつんと音を立てたその時、

「いたい」
鏡に映る口の奥から、そんな声が聞こえた気がする。

#呟怖

夜闇に青白く浮かんだのは、山羊の首を持つ何かであった。二階に僕を見るそれは恐らく人でも、まして神聖な者でもないだろう。
「◯◯◯◯」
奴はそう口を動かし輪郭を闇に溶かした。

それ以来僕は何かを調べている。
何をかはわからないが、日に日に古代文字が意味を持って僕の目の前に現れる。#呟怖

壁に寄りかかった女性が髪を耳にかけ、ふいと私の方を向いた。
目が合ったのか、僕は少し照れながら拭いていた眼鏡をかける。
鮮明になった世界、先程の女性は壁に描かれた絵であった。
「そんな!」馬鹿な、僕は再び眼鏡を外すとあの女性が真黒になった目口を見開いて、僕を指差していた。#呟怖

夜中、目を覚ますと枕から何か聞こえた。耳を当てるとそれは鈍い声で歌のような、話し声のような、そんな事を呟いていた。
鋏一断ち、切り開いてみると中には何もなく、先程の声も消え、
それ以来、私は夢を見なくなってしまった。#呟怖

「足音が多い気がする」
廃墟にて友人がそう震えた。確かにペタペタと不自然な足音がする。ライトを振り回すと「あっ…」天井にて僕達が歩いた筋をなぞる様にどす黒い足跡が付いており、
『ペタリ』
僕の目の前の床に、足跡だけが降り立った。
#呟怖

老旅館の廊下端にて窓があった。
電灯の冷たい光の中、園庭にぽつんと風船が浮いていた。いつの間にかそれは窓の目の前に近付き、赤い影を私に寄越した。
翌朝そこを通ると、そこに窓は無く古い姿見が嵌め込まれていた。

それ以来、鏡や硝子など、目の端に映った自分が時折赤い風船に見える。
#呟怖

「幽霊の ひみつ 知りたい?」
「それはね」

『秘密よ』
そこで目が覚めた。
それから度々その声が聞こえる様になった。本棚の隙間、暗い路地、蕾や小箱『秘密よ、秘密ったら』クスクスと唱える

ある夜、月光満ちた風呂場の鏡に見知らぬ扉が映った。『知りたい?』薄く開いた扉の奥で声がした。#呟怖

雨の中、その人はやたらと嬉しそうに右肩を濡らしながら傘をさしていた。
だが濡れたアスファルトに映るはずのない鮮やかな赤色が映ったとき、それは相合傘なのだと知った。#呟怖

恋人の様子が変わったのと、以前多かった恋人のドッペルゲンガーの噂を聞かなくなったのは同時期だったと思う。#呟怖 #一行怪談

『こっちにおいで』
声がした。近付くと小さなバケツに収まった青い月が此方を見た。「見た」そう思った途端ばしゃんと水飛沫が上がった。
以来僕の夜空にはよく喋る青い月が昇る。『可愛いね』『小さいね』月は僕を見下ろし笑い、僕はバケツに遠く映る黄色く無口な月を眺め、途方にくれている。#呟怖 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1165943204379627521 

『久しぶり』
僕はこの言葉に呪われている。見ず知らずの老若男女問わずに『久しぶり』と言われるのだ。共通点は右目下の泣き黒子で、それと目が合うと『久しぶり』…

ある日鏡を見ると右目下にシミがあった。それは見る見る大きくなり、ツヤリ黒く輝いて、
『これで完成』
僕の口がそう言った。#呟怖

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