呟怖.ORG | 呟怖

呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。

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呟怖.ORGと参加について

#呟怖
恋の歌ばかり歌う鳥の舌は甘いと聞いた。
その鳥を捕まえた。
甘いのか。くちづけても分からなかったから、食べることにした。
鳥は許してとこうだけど舌を噛みちぎって咀嚼して飲み込んだ。
甘くなかった。
ガッカリして気づいたこの鳥は羽がない、嘴もなかったなと。また捕まえなくてはと…

#呟怖
悲しかったり、切なかったりする気持ちさえ自分のもので、それをやわらげられるのはただ1人だけで、そしてそのことをそのただ1人は知らないのだから…と、真後ろから声がして、振り返ったけれど墓地があるだけで誰も居なかった。

仕方ないな…
そんなに死にたいなら、私が殺してやる。
私は沢山の人から恨まれながらその罪を背負った上でお前を想い続けてやんよ。

そう叫んで彼女は目の前で飛び降りて死んだ。

いよいよ頼み事のできる人はいなくなった。
俺は苦しみが増えた上に生きなければならなくなった。
#呟怖

#呟怖
友人が指先に包帯を巻いていた。
「怪我?」
「あーまぁね。でも自分でやったからな。」
「どんくせーな」
「ははは。恋人がさ、「好きだっていう証が欲しいの」っていうからさ、最初はLINEとか電話とかしてたけど、それじゃ足りないって。髪をあげたけどまだって…爪を剥がれちゃってさ…」

#呟怖
「やつを消してやった。もうこれで俺独りだ。ははははっあっ」
男は笑顔のままで事切れた。

「こりゃあ自殺ですね。自分で自分の首を絞めるとは…」 https://t.co/9RoMLJ7sY5

#呟怖
新しい国の始まりだよと言った男はその場に八つ裂きになって倒れた。

「よくもまぁ国だなんて言ったもんだよ。男1人に女100人。国なんて呼べないわ。
誘拐されたのは2歳位だけど覚えてるっうの」

そう呟いた返り血のついた女の周りで、返り血のついた他の女たちが頷いた。 https://t.co/fKyIXIcEKc

#呟怖
笑う事を忘れた友人は死にたいが口癖で、なにか自分にできないか模索していた。

「やっと彼を救えたよ。友人だからね、当たり前だよ。」

警察の取り調べで、男がワライダケという猛毒キノコを鍋にして、死亡した男に食べさせたことがわかり、逮捕されたが犯人はそう言って微笑んだ。 https://t.co/SUrsMkWdyf

#呟怖
世界を救うという能力者が、様々な電子媒体を使って自分と自分に従う者以外を消滅させると言ったその日、能力者が両手を広げた瞬間、隕石の落下により地球は終わりを告げた。私は宇宙からその様子を見ていた。頭に直接「ま、ある意味ヤツも能力者だったなんちゃって」と、誰かの声がした。 https://t.co/sz8577j429

#呟怖
駅で御手洗に行き手を洗う。
ふと気配を感じ目の前の鏡を見ると…

自分じゃない顔だった。 https://t.co/KRM7Y4T9iQ

お題はこちら
「創作」
140字以内
引用リツイート
タグ付け
で、よろしくお願いいたします!
タグ #呟怖 #即興呟怖

本日に文字書きさんスペースを22時より開催予定です。
そこで即興呟怖を行います!(23時付近)
ルールは簡単。
私がお題を発表します。
#呟怖 #即興呟怖
のタグをつけて、直ぐにお題から引用リツイートにて書いていただきます。
先着3人の作品をスペース内で朗読し考察します

9月1日に文字書きさんスペースを21時より開催予定です。
そこで即興呟怖を行います!
ルールは簡単。
スペース後半で私がお題を発表します。
#呟怖 #即興呟怖
のタグをつけて、直ぐにお題から引用リツイートにて書いていただきます。
先着3人の作品をスペース内で朗読し考察します

#呟怖
真夜中マンションの噂知ってるか?
あの町外れの廃墟マンション。
電気も通ってないのに真夜中マンションのあかりがついてるんだって、全部の部屋に。その時マンションに立ち入ると床から天井まで無数の瞳が生えてるらしいぜ。
友人から聞いた話。

うん、それ、噂じゃなくて事実だったわ https://t.co/Cs2nOG5Cqq

#呟怖
「こんな…こんな事って」
女は握りしめた包丁を床に落とし、切り裂かれ腹から出た僕の内蔵を見て愕然とした。
嫌でも女が寄ってくる僕も知らなかった秘密。
みな口を揃えて
「なんだか体中からフルーティーな香りがする。」と言っていた。
比喩ではなく明喩だったなんて… https://t.co/aE2aFVyrrt

#呟怖
若い人が死を選ぶ事を悪とは思わない。
いっぱいいっぱいだったのだろうと思う。
ただその体もらえるものなら貰いたいとは思うよ。
その日ビルの屋上の縁にたった私にそう囁いて体に入ってきた奴がいた。
そうして私の体は二人暮しになった。

#呟怖
ぱちぱちと小さな泡は次々と弾けた。
炭酸はその度にきが抜けていく。
まるで私の君に対する気持ちのようだと 去年亡くなった彼女から残暑見舞いが届いた。

#呟怖 5よむ
「へぇ、そうなんだー。そんな事あったんだ、あ、へぇ…」
君の日記を読む様に、君の脳を食べる度、僕の中に君という文章が流れ込んでくるんだ。

君はおいしいね。 https://t.co/bMUXKF84dP

#呟怖 4むく
近所のポストは何故か常に俺の方を向く。 https://t.co/bMUXKF84dP

#呟怖 3から
僕は時々血を啜りたいという衝動に駆られる。
そういう時は高級なトマトにかぶりつきその衝動を抑える。前世は吸血鬼か?
前世占いに行ってみた。
「…あんた…蛭が憑いてるよ。」
……………。 https://t.co/bMUXKF84dP

#呟怖 2.つけ
「付けた〜」
大学併設のカフェのテラス席で遅めの朝飯を食べていると、見知らぬ子どもに背中を叩かれた。
背中を触るが何も付いていない。

次の日、違う子どもに「とーったー」と背中を叩かれた。その子どもには見覚えがあった。
子どもは風のように走り去った。今は亡き兄だった。 https://t.co/bMUXKF84dP

#呟怖
子どもの頃しょっちゅう喧嘩しているのに、仲良くていつも一緒に遊んでいたやつの名前が思い出せず、実家に電話して誰だったか聞いた。
「あんた薄情やね。あんたが殺したんに」と母親に言われ電話は切れた。詳しく聞くため再度かけたが「ちょっと前に電話?今かかってきただけよ?」

#呟怖
君と僕は…考えてみれば最初から似てる所が多かった。
顔、手、服装、観たい映画、知りたい事、死生観、心に空いた大きな穴。
欠けを補わない半身だと。
ただ1つ違ったのは君が浮気者だった事。
骸にしてもなお他者を見るのか… https://t.co/jtkWchyWEW

#呟怖
男には毎年楽しみな事があった。

年末年始はいつも山頂で特別な樹氷を眺めるのだ。

今月は土台を運ぶ。
土台をしっかり固定しなければ、上手く霧氷を纏えない。纏えなければ樹氷にはならない…。

肉が邪魔なんだ…と男が呟く

男は女を担ぎ、夏になっても雪の残る山頂へ登って行った。 https://t.co/qduruzXs06

#呟怖 #実話
久しぶりに実家に帰ってトイレに行った。
トイレの入口横の壁にシミがある。
なんだろ?と見ているうちにそれが人型に見える事に気がついた。
シミのことを母に言うと、だんだん大きくはっきりになってきているらしい…。 https://t.co/q2V1SfepRi

#呟怖
幼い魔女がいました。
魔女はもう300年も1人で暮らしていました。
1人でいるのは、関わった人達が先に死んでしまうのが辛かったから…。
ある日、幼い天使に会いました。天使は魔女の話を聞き可哀想に…「そんな辛い思いをするのなら無くして仕舞えばいいのよ」と… https://t.co/91q2LMUWu1

#呟怖
・いがい
「あの廃墟見に行ったんだって?心霊スポットなんだろ、どうだったよ?」
「意外と綺麗だった。」
「へぇー、で、なんか出たのかよ?」
「うん、だから、意外と綺麗だったんだ」
「いや、廃墟の事以外でどうだっ……」
「意外と綺麗でしょ?」
肩越しの、顔だけの女が言った。 https://t.co/iGVu7Q5eC3

#呟怖
『また来たのかね。今回は誰をお探しかな?』
「またって。今日で2回目よ。しかも前回は40年前…よく覚えてるわね」
『忘れんよ…また来れたって事は上手く行ったようだな』
「ええ、ここで探した両親は本当に私を大事にしてくれた。あの両親の代わりにね。今回は夫を探しにきたの。」 https://t.co/DxhUqubckh

#呟怖
夫が自室から出てこなくなった。テレビの音と夫の笑い声が聞こえる。
食事もしない。
1週間後、何事もなく夫が出てきた。
部屋を覗くと真っ赤な肉の断面がテレビの画面に写っている。
スマートになった夫は、私の手を引いて部屋に押し込んだ。
「ちょっと!出してよ」
背後からにちゃと音が https://t.co/gKtZKAOWHY

#呟怖
白く雪の様に積もった灰の上を小さな足跡が続いていく。1km程進むと足跡と共に赤い点々が落ち、それは次第に大きな赤い点になっていった。
5km先に大きな赤い水溜まり、中央には服が浮かんでいた。私も出血がさっきから止まらない。 https://t.co/jLsOrMhEON

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