呟怖.ORG | 呟怖

呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。

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呟怖.ORGと参加について

クソ、殺しちまった。いつもの様にトロい嫁を正座させて殴った。卑屈な笑みで「ごめんね、ごめんね」の繰り返し。俺をイラつかせるからだ。
でも一番ムカつくのは、今も独房のど真ん中に嫁が正座している事だ。部屋中どこから見ても顔だけは必ず俺の方を向いている。
あの不気味な笑みで。

#呟怖

幼馴染みの女子からメールが来た。幼稚園以来だ。
「ねぇ覚えてる?あの事。」
何の事?
「忘れたの?ひどい。」
僕は期待して聞き返す。
「昔よく遊んだ神社。境内の裏の…」
ここまで読んで一気に血の気が引く。

「…井戸に捨てたでしょ?二人で。」

せっかく忘れてたのに。

#呟怖

両親が死んだので、実家の荷物を処分しに戻ると、外側から厳重に鍵のかかった鉄扉を見つけた。
こんな部屋あったか?
10年以上住んだ家なのに覚えていない。しかもこの部屋だけ。
すると兄からメールが届く。
「欲しい物は持ってけよ。あと妹の事は俺に任せろ」

…妹なんていたか?

#呟怖

「わしが死んでも幽霊になってお前を守っちゃる。」
その言葉通り、通夜の翌日に祖父は現れた。しかし、私の顔を見るなり青ざめた表情。泣きながら何も話さない。
四十九日を迎える直前、祖父は口を開く。

「あぁ…因果じゃ…因果じゃ…何もできなくて…すまん…」

そのまま消えた。

#呟怖

実家のトイレは長い廊下の奧。中腹辺りにいつも人影がいた。
普段は素通りなのだが、ある時ふと立ち止まってみると、影は小さい声で「4万7千8…」

何年ぶりかに実家に帰るとまだ影はいる。いつも通り素通りし、用を足しながら気が付いた。

もしかしてカウントダウン?
今何回?

#呟怖

結婚数年目でやっと妊娠。夫と喜びを噛み締めていると、突然下腹部に激痛が走り病院へ。レントゲンをとると子宮の中に影が。摘出すると、それは女の爪だった。

しかも5本、全てに真っ赤なマニキュア。

赤子は無事らしいが、夫は一言、「堕ろして下さい。」

夫の顔が怖くて見れない。
#呟怖

火葬場は儲かるという噂を聞いて就職した私。炉の中を掃除していると嫌なものを見つけてしまった。
壁に無数の引っ掻き傷。
上司に詰め寄ると「棺の木片でついたのだ」と言われたが、
嘘だ。
うちの炉は不自然に広い。
二人分は同時に焼ける位のスペースがある。
副業を教えてほしい。

#呟怖

事故物件とはいえ、うちの窓からの景色は格別だ。僕は写真が趣味なので、いつものように窓からの景色を撮影していると、撮った覚えのない写真がデジカメに保存されていた。窓に向かって撮影している僕の後ろ姿。次の写真は道路に転がる壊れたカメラの写真。

日付を見ると、今から3秒後だ。
#呟怖

死んだ妻が大切にしていた犬のタロが後を追うように死んだ。その日から部屋中を何かが走り回る音が。幼い娘も空を撫でたり、お菓子をあげたり。ある日娘が手から血を流し泣いている。
私は駆け寄り「タロが噛んだのか?」と言うと娘は、
「ちがう、お母さん。」

娘は私の連れ子だった。

#呟怖

小学校の帰り、具合悪そうなおじさんがいたので「大丈夫ですか?」と声をかけると、おじさんは「あーあ、声かけちゃったよ。」と言ってナイフを取り出し、「これからお前の母ちゃんの目ン玉つぶしにいく。」と言ったので、僕は泣きながら「やめて」と言っても、おじさんは行ってしまいました。
#呟怖

私が務める介護施設の老婆はペットの話をよくする。
「噛み癖はあるし、首輪も器用に外しちゃうし、鼠の死骸で遊ぶしで、本当にやんちゃなの。」
ある時ふと聞いてみた。
「その子、今何歳なんですか?」

「52歳だったかしら。今は立派なパパやってるわ。」

認知であってほしい。
#呟怖

夫が交通事故で死んだ。
高速での玉突き事故。
葬式で夫の亡骸を見た時、ふと気が付いた。

夫の首筋に、くっきりと歯形がある。

納棺の時には何も無かったはずなのに。

夫が事故死したとき、助手席に乗っていた女のものだろう。と、妙な確信があった。

#呟怖

私は児童相談所に勤めている。
先日一人の少女を保護した。
父親は母親を殺して逃亡中。
少女はたった一人で半年も暮らしていたようだ。

・・・いや、ちょっとまて。
いったい何を食べて生き延びたんだ?

母親の遺体は未だに見つかっていない。

#呟怖

近所にいつも一人で遊んでいる少女がいる。顔中アザだらけ、服はボロボロ。虐待を心配した私は「お父さんとお母さんはどこ?」と少女に聞くと「お父さんは逃げちゃった。」と言う。
「じゃあ、お母さんは?」と聞く私に少女は答えた。

「台所とお風呂場とトイレ。」

#呟怖

夫が死んでもうすぐ一周忌。
納骨以来、5歳の息子は頑なに墓参りを拒んでいる。
何故かと聞くと「怖い女の人がいるから。」
息子はあの日何かを見たようだ。

今でも息子は妙な行動をとる。
机や椅子の角をガリガリとかじりつき、

「あの女の人のまね~」

と無邪気に笑う。

#呟怖

#呟怖
面白いなー。知の集積というか、以外と皆さん一つや二つ体験談や又聞きしたネタを持ってたりするもんね。
意義深いのでどんどん広がってほしい。
僕も参加したいのだが中々いいの思いつかないんだ,,,,。(´・c_・`)

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