呟怖.ORG | 呟怖

呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる136文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。

参加メンバーはこちら

呟怖.ORGと参加について

ここにはかつて祠があった、と小5の時に担任の先生から聞いた。校庭を作るためにそれは取り壊され、祀られなくなった神はその処遇に怒り、今もなお自分の居場所を探している、と。

今日もまた、夜な夜な彷徨う。あれから25年経った今も、先生は白髪交じりの短髪を振り乱しながら。

#呟怖 https://twitter.com/kwaidanbattle/status/1208276801434181632 

ぐるぐると回る世界。お前は誰だ。広がり続ける宇宙。お前は誰だ。無数の可能性と希望。お前は誰だ。全ては拡散、全ては収束。お前は誰だ。全ては偶然、全ては必然。お前は誰だ。輪廻に従う生命の掟。お前は誰だ。お前は誰だ。お前は誰だ。

眠る私の耳元で囁き続ける、私と同じ顔の人間。

#呟怖

猫は液体。液体とはどんなものにも形を変えられるし、猫も時間を掛ければどんな形にもなれる。
ほら、あなたの足元に広がるその赤い水溜りだって、猫でできているでしょう?

言われて足元を覗くと、足元に広がる赤い水溜りの中に、輝く翡翠色の目玉が無造作にごろりと転がっていた。

#呟怖

「あのう、落し物ですよ」
私の後ろで、男の声がした。
くるりと振り向こうとしたが、思い留まる。

私の背から差す夕日が照らし出した長い影は、私ひとりのものしかなかった。

「あのう、」
「あのう、落し物ですよ」

先ほどとまったく同じ声色で繰り返される男の声は、ひどく無機質だった。

#呟怖 https://twitter.com/moon04cat/status/1187991175560482817 

「最近は花が増えたなあ」
庭先に咲いた赤い花を見て呟くと、隣の家の近藤さんが洗濯物を干しながら言う。
「昨今はいつまでも美しくありたい女性が増えたからなあ。そういう世の中なのかも知れないな」
なるほど、と私は頷いた。

庭に立つ妻の口から咲き誇る赤い花は、とても麗しかった。

#呟怖 https://twitter.com/sa_tsumi/status/1183926463818395649 

血液クレンジング、とやらをやってみた。どす黒い血が赤い血になる様子は快感だった。
もっと綺麗にしたい。私は毎日通った。しかし、採れる血は一向にどす黒いまま。しびれを切らした私は頸動脈に包丁を当て、一気に切った。首から鮮血が迸る。

ーーああ、私の血は最初から綺麗だったのね。

#呟怖

迷い鳩が来た。家の軒下に身を潜め、朝になるとどこかへ飛んでいく。そして夕方には軒下に戻ってきていた。

今日、家の前で死んだ鳩を見た。首が逆を向き、羽が道路に散っていた。俺は鳩の冥福を祈った。

夕方、鳩は帰ってきた。ぐるりと首が逆を向いたまま、白く濁った目で俺を見ていた。

#呟怖

夜中、あのポストに嫌いな人の名前を書いた紙を投函すると、消えるらしいよ。
そんな噂を聞き、私はいじめっ子のHの名前を書いた紙を投函した。

突如、公衆電話が鳴り響いた。恐る恐る中へ入り、受話器を取る。電話は無言だ。不気味に思い電話を切ると。

外は、灯り一つない暗闇になっていた。
#呟怖 https://twitter.com/hiro_jake/status/1177227911222325250 

霧が街を覆い始めて1ヶ月。突如発生したそれは、瞬く間に街じゅうに広がり、あらゆる生き物たちの視界を白く埋めていった。
すると、徐々に街中では猫が二足歩行をし、人間が四つん這いで歩くようになってしまった。

「おはようございます」
スーツ姿のトラ猫が、道端で丸まる私に挨拶した。

#呟怖 https://twitter.com/hkacktqbnnwxf80/status/1177620613252468736 

死体ごっこをしよう、と友人は言った。誰もいない深夜の校舎で、二人並んで首を吊るふりをしようって。

深夜の校舎に乗り込み、お互いの身体に隠しロープを仕込む。廊下でいざ2人一緒に足下の椅子を蹴り倒す瞬間。私の手を握る友人の手は暖かかった。

次の日、友人は遺体で発見された。

#呟怖 https://twitter.com/namerou_66/status/1171772307968126977 

道路の真ん中に落ちている写真を拾った。にこやかな笑顔を湛えた女性の顔だった。

それから連日、写真が落ちている。女性の顔が、枚数を重ねるにつれ、苦痛に歪んでいくのを感じた。不気味に思い、以降は写真を拾うのをやめた。

数日後。玄関前には、白骨化した頭部の写真が置かれていた。

#呟怖 https://twitter.com/yachiruewomiru4/status/1171015180894867456 

今年、ここには白い彼岸花が咲いたんだよ。去年までは赤かったんだけどね。
5年前に埋めた男の血を、彼岸花が吸い尽くしてしまったから、今年は白くなったのかな?
同級生は2年、弟は1年しかもたなかったねえ。

さてと。今年君をここに埋めたら、今度は何年間、赤い彼岸花を見られるだろうね?

#呟怖 https://twitter.com/molmol299/status/1176774466610663427 

亡き母の遺品整理をすると、アルバムを見つけた。背表紙には、すべて手書きで年月日が書いてある。そのうち1つだけ背表紙が白いことに気づき、表紙を開いた。
洋風の人形の写真が所狭しと貼ってある。次のページをめくる。

そこには、前のページの人形がバラバラにされた写真が貼られていた。

#呟怖 https://twitter.com/uri_bou02/status/1174239217607741440 

「月が綺麗ですね」
「何それ、告白のつもり?」

公園のベンチに腰掛ける僕へ、隣に座る彼女が笑う。
今日は中秋の名月。澄み渡る空と、耳に届く虫の声が心地良い。

「私も君のこと、好きだったよ」

そう言って彼女はすぅ、と消えた。
一筋の風が吹き、ススキがさらさらと音を立てて揺れた。

#呟怖

「今日はアリスと遊んだよ」
娘が言う。アリスとは、先日買った人形の名前だ。
「どこで?」
「あそこ」
指さす先には、階段があった。
「何して遊んだの?」
「アリスとね、お母さんを…あっ、これは内緒だった」
娘は自分の口元へ手を当てた。

椅子に座るアリスが、こちらを睨んだ気がした。

#呟怖 https://twitter.com/piy8mk6gubxooge/status/1168947369632817160 

町外れの古ぼけた鳥居をくぐると、狐面を付けた女性が佇んでいた。彼女と僕は、人目を忍び逢瀬を重ねる仲。
「面を取りませんか。貴方と接吻をしたいのです」
僕が懇願すると、彼女は震える声で言う。
「これはもう、私の顔なのです」
彼女が面を外すと、その下には全く同じ狐面の顔があった。

#呟怖 https://twitter.com/417jyukaiikou/status/1164197282486505474 

抜けるような青空の下。いつもと違う散歩コースを行くと、スイカ畑を見つけた。
ーーひとつくらい。そう思い、1番大きいスイカに手をかける。すると。
「おい」
背後から男の声がして振り返る。手には、キラリと光る剪定バサミ。刹那、それが私の胸に、刺さった。
「現行犯だな」
男は笑った。

#呟怖

もう何時間、この森の中を彷徨っているのだろうか。出口も見えず、ただひたすらに木々が連なり続けているだけの鬱蒼とした森だ。
ただの好奇心で、山菜採りになど来なければ良かった…

やり場のない怒りを擲つように空を見上げると、そこには大きな大きな目がひとつ、私をじっと見つめていた。

#呟怖 https://twitter.com/ibuki0346298/status/1147465678720389120 

この世が嫌だ。私を虐げる世の中が嫌いだ。全部壊れてしまえ。ずっとそう願っていた。

目覚めると、足元には小さな街並み。見慣れたビルを見下ろし、遠くには夕焼けが見え、逃げ惑う人々の金切り声が聴こえる。…どうして?という疑問は直ぐに消えた。

全部壊してやる。
やっと、夢が叶った。

#呟怖 https://twitter.com/okabanamitsuoni/status/1147134750571692032 

今日は彼女と久々のデート。最近は彼女が忙しく、会えない日々が続いていた。
デートはとても楽しい。可憐で淑やかな彼女は、見れば見るほど魅力的だ。

おや、顔にヒビ…? 気づくと、彼女の顔がボロボロと剥がれ落ちた。
その内側には、私の知らない男の顔がぐるぐると奇妙に渦巻いていた。

#呟怖 https://twitter.com/couchiyan/status/1147062405345636352 

とある森に、1匹の狐がいました。その狐には子供が居ました。
母狐は、子狐をとても可愛がっており、子狐も母狐か大好きでした。
朝、子狐が目覚めると母狐はいませんでした。不安に思い探しに行くと、子狐は無残にも人間に殺されていました。

私の母の話よ。…心当たりあるでしょ?人間さん。

#呟怖 https://twitter.com/tinqvhwziysmwkm/status/1143358873299869697 

「ただいま。開けて?」
窓に見えるのは私のブーツ。外から私の声が聞こえる。でも、私はここにいる。

そこにいるのは、誰?
私はここにいるのに?

私は…

#呟怖 https://twitter.com/couchiyan/status/1143594436003106816 

ゆらり、と連なり吊られた行燈が揺れる。今日は5年ぶりの祭りの日だ。
村の者達は各々の家に入り、窓や扉にすべて鍵を掛ける。
今日だけは家の外に出てはいけない。例え、何があっても。

カランカラン、と下駄が鳴る音が響く。そして、女の悲鳴。

音は闇夜に吸い込まれ、村には静寂が訪れた。

#呟怖 https://twitter.com/usagamisousuke/status/1144001961500393472 

栗の花の香りは、人間の精液のそれと同じと言う。
落ちた栗の花も、貴方のそれも、片付けるのは全て私。
なれば、貴方の最期も、その香りで片付けてあげましょう。

白いベッドの上。眠る貴方と、散らした栗の花と、突き立てられ赤く染まるナイフ。

ーー嗚呼、これで綺麗になったわね。

#呟怖

ああ、うるさいうるさい!
深夜だというのに毎日ガヤガヤ、寝付けやしない。
隣の部屋で毎晩のように宴会しやがって。私は壁をドンドン!と殴りつける。

今日もまたうるさい!私は隣の部屋へ怒鳴り込む。
しかし部屋の扉は鍵がかけられ、郵便ポストは封をするようにテープが貼られていた。

#呟怖

この街では、下弦の月が上る日の夜、街中を血の色をした水が覆い尽くす。
なんでも、昔この場所には先住の者たちが居たのだが、彼らを私たちの祖先が手酷いやり方で虐殺した、と過去の文献には綴られている。
その文献のイラストには、雲間から密やかに空を照らす下弦の月が描かれていた。

#呟怖 https://twitter.com/asagingin21/status/1142962584364048386 

彼は長いこと、中傷を受けていた。僕はよく彼の相談を受けていた。とうとう、彼は心を病んでしまった。
僕は彼が心を病んだ原因を探った。使えるものは全て使った。そして、アイツを突き止めた。

それから毎日、僕は手紙を送る。アイツが彼に行った仕打ちを、アイツの心が壊れるまで。

#呟怖

あの人が気に食わない。人気者で、慕われて、羨ましい。…恨めしい。
あの人が傷つく言葉はなんだろう? 下手くそ? つまらない? 才能がない?
思いつく全ての中傷をあの人に向ける。傷つけ、傷つけ、居なくなれ…!

あの人は居なくなった。それから毎日、ポストには私の書いた中傷が届く。

#呟怖

「ママ、見て!」
隣のボックスに座る子供が、車窓の風景に興奮しながら、両親に話している。
「人いっぱいいるよ!」
見ると、大勢の人が黒服を着て、隊列を組んで歩いている。
「ねえママ、あの人どうしてボール持ってるの?」
子供が指す先へ目を向けると、列の先頭は胸に生首を抱えていた。

#呟怖 https://twitter.com/couchiyan/status/1142786325998796800 

あなたはいつでも人気者。明るくて誰にでも優しくて、皆んなに慕われている。
どうして私みたいな暗い子を"親友"なんて言うの?
あなたと一緒だと、心が痛いよ。
あなたが居るから、私の心が痛いの。
あなたが。あなたさえ居なければ…

あなたを消す方法ばかり、私は毎日考えている。

#呟怖 https://twitter.com/couchiyan/status/1142785565487587329 

呟怖.ORG | 呟怖

呟怖.ORG | 呟怖

呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる136文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。