呟怖.ORG | 呟怖

呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。

参加メンバーはこちら

呟怖.ORGと参加について

団地の一室で腐乱した母親に必死で絵本を読み聞かせる幼い娘。

#呟怖
#一行怪談 https://t.co/9fKqeEpspN

昔、通学路の途中に、座敷童子が閉じ込められてるって噂の廃屋があって、その和室の押入れに「開けるな危険!」と書かれた貼紙と御札の貼られた襖の隙間からびっしりと黒い毛髪が飛び出してたんだよ。

結局開けずじまいなんだけど、今もその廃屋はまだ、同じ場所に残ってるらしいよ。

#呟怖 https://t.co/V4vElBcEEA

赤信号の横断歩道を渡る交差点のお地蔵様と、風に揺れる花束。

#呟怖 https://t.co/9fKqeEpspN

昔、夕焼けの公園でかくれんぼして遊んでたら、一人の少女が消えてしまってね…

五時の鐘と同時に、その子の靴だけが空から降ってきたんだ。

門限破って怒って空が食べちゃったのかな?

#呟怖 https://t.co/9XzXyqMDwL

ヒュー・エヴェレットの「多世界解釈」をご存知だろうか?

つまり平行世界と呼ばれるもう一つの世界。

今アナタがこれを読んでいるなら、それと同時に読んでいないアナタの世界も存在する。

つまり、選択肢の数だけ存在する世界と存在しない世界。

今のアナタはどちらの世界のアナタ?

#呟怖 https://t.co/V4vElBufw8

「ひだる神」たちに取り憑かれた都心部の集合住宅では今も尚、その犠牲者が後を絶たない。

#呟怖
#一行怪談 https://t.co/V4vElBufw8

以前訪れた港町では、海で誰かが遭難した翌日、砂浜に藤壺だらけのお地蔵様が打ち揚がる事があるそうです。

すると町民はそのお地蔵様を、一旦遭難者の家族の元へ運んで行き、四十九日後、再び、また海へと戻す。

すると、それはたちまち小魚やヒトデとなって海へと還っていくんだそうです。

#呟怖 https://t.co/V4vElBufw8

まぁ、春のお彼岸が過ぎるまで、地元の者ですら山には近づきませんよ。

ええ、だって山の至る所で「やまわろ」が出没しますからね。

#呟怖 https://t.co/bHeCVQnzCA

四次元ランドセルの噂って知ってる?

そうそう、あの放課後に現れる白いモフモフの妖怪。

いつも真っ赤なランドセルを背負って、こちらに背を向けて立ってる。

ランドセルを褒めれば喜ぶけど、嘘をつくと四次元に連れ去る。

ただ、問題はお世辞にもランドセルが似合ってないって事だよね。

#呟怖 https://t.co/V4vElBufw8

ねぇ、みんなは「トワイライトタウン」のアカウントを知ってる?

何でもSNS上を彷徨う言霊の化身らしく、言葉巧みに人々から言霊を集めて本物の怪異を創り出そうとしているらしいよ。

嘘も真も悪も正義も関係ないSNS上を、奴は黒猫のアイコン姿で横切るから、みんなも投稿の際はご注意を…。

#呟怖 https://t.co/V4vElBcEEA

その喪服の集団は決まって満月の日に起きた死亡事故現場に出没しては、美しい旋律を奏でていく。

地元の人たちの間でそれを「夜会」と呼び、中には熱狂的な愛好家までいるらしい。

しかし、彼等が一体何者で、何処から来て、何処へ帰って行き、何が目的なのか、その全てが謎に包まれている。

#呟怖 https://t.co/V4vElBufw8

霊感の強い知人曰く、古い建物には無数の守り神が棲息しているらしい。

それらはまるでプランクトンのように空中を漂い、沢山いればいるほど、その土地は安全な証拠なんだとか。

ただ、時折、その守り神が一体も存在しない場所があるらしく、そういった場所には絶対に近づかないそうです。

#呟怖 https://t.co/V4vElBufw8

私の地元にある古いスーパーに昔から奇妙な老婆が出没する。

それはひどく腰の曲がった老婆でいつも手押し車を押しながら、ボロボロの服装で各階を回っている。

後を追いかけても、煙のように姿を消してしまい、誰もその正体を知らない。

あれから二十年…

久々に昨日また見かけましたよ。

#呟怖 https://t.co/V4vElBufw8

#このお題で呟怖をください
#呟怖

『呟怖百物語~あなたが語る怪談』

さぁ、次はあなたの番ですよ… https://t.co/9wc7wy52Y1

放課後の校舎に現れるその老婆は手押し車の中に生徒たちの棄てた真実を入れている。生理用品、赤点の答案、剃刀…。私は親友の真実を訊ねた。すると瓶詰めにされた胎児と指環を渡された。「さぁ、真実を知れば運命は変わる。アンタの対価を出しな」私は溜息混じりに彼氏とお揃いの指環を渡した。
#呟怖 https://t.co/xW77240Ppv

爺ちゃんが昔言ってた。

漁師が海で一番恐れているものは鮫でも鯨でもなく、海狐狸だって。

海狐狸は古来より海に棲み、船乗りたちを化かしてきた。

彼等の歌声が霧の中より聴こえてきたら、決して近づいてはいけない。

何より、その姿を見た者がいない事実がその恐ろしさを物語っている。

#呟怖 https://t.co/kJHxOI7Wfw

旧校舎の踊り場にある古い大きな姿見の向こうで、今日もまた閉じ込められたモノたちが助けを求めて叫んでいる。

#呟怖 https://t.co/2DbGhbWJVA

こちらの写真に映っております、椅子に座わる女性は、何か不吉な事が起きる前兆として、時折写真から抜け出す事があるらしいんですって。

一体、いつ誰が何の為に撮ったもののか、ここに映る女性が何者なのか、その一切が不明のままなんですって。

ちょっと、不気味ですよね。

#呟怖 https://t.co/70JjC7PoGm

人類が初めて月に降り立った時、乗組員が最初に目にしたものは、紛れもなく広大な土地にぽつねんと置かれた木の椅子であった。

#呟怖 https://t.co/70JjC86ZxU

夕方、とある寂れたデパートのレストラン街で一服しようと喫煙所の扉を開けたところ、そこにはどこまでも続く地平線と、淋しげな椅子が一つ、私を待っていたかのように優しく微笑んでいました。

#呟怖 https://t.co/70JjC86ZxU

はい、あちらのお屋敷は、以前の家主様が失踪して以来、ずっと主人を求めて徘徊してるんでございます。

ええ、特に月の丸い晩は、主人を想ってか、幼い娘のような声で泣き喚くのです。

名のある霊媒師に頼んでも、あまりに妖怪化が進んでいる為、もう、どうにもならないそうなんですって。

#呟怖 https://t.co/58bFy9j6vd

放課後、また教室や廊下が逆さまになっている。

「コラ!お前たち、早く帰りなさい!」

「やべ、先生だ!」

一斉に下校する生徒たち。

「キミも、また元に戻しといてくれよ」

担任はそう言うと、おかっぱの少女は笑いながら猛スピードで3階女子トイレへと消えていった。

#呟怖 https://t.co/sYfH8lpmrx

小学生の頃、うちの学校の生徒たちはみんな、居残りせずにちゃんと下校してましたよ。

え、それは先生が怖かったからだって?

いえいえ、うちの学校の生徒たちは、もっとそれ以上に怖いモノが放課後の校舎内に現れるのを知っていましたからね…。

#呟怖 https://t.co/x4KrFS4LDb

「人魚出没注意」の看板の向こうで手招きする逢魔が時の人魚と下校途中の子どもたち。

#呟怖
#一行怪談 https://t.co/f5opFnUSw8

夕刻に現れる人喰い路地裏はカレーの匂いや焼き魚の匂いで、疲れきった人間たちを誘惑し、捕食する。

#呟怖
#一行怪談 https://t.co/q4JJE0zTC0

まただ…。

今日も謎の集団が猫を抱いてゾロゾロと階上へ上がって行く。

暦を見ると、やはり赤口。

何かの新興宗教だろうか?

様子を見に行くと、盛塩の置かれた玄関に大量の御札が貼られている。

ヤバいよな…。

─ある日、部屋が大きく揺れた。

裂けた天井から大量の猫が降ってきた。

#呟怖 https://t.co/dQpopLxfUH

深夜、インターホンが鳴る。

「バナナ」

「涙」

「ダイヤ」

「山」

「真夜中」

「枯葉」

「葉っぱ」

「パズル」

毎晩、インターホン越しに、四十年前の初恋相手がしりとりをしにやって来る。

#呟怖 https://t.co/vpotehjGRK

幼少期より、時々、夢の中に現れる、その開かない洋館の扉の鍵がついに開いてしまったんだ、と語っていた浮浪者が橋の下で凍死していた真夏の熱帯夜。

#呟怖
#一行怪談 https://t.co/knmrs8Chcd

町外れにあるその廃団地は、空が赤く染まる頃、誰も住んでない空き部屋の中を巨大な夕焼け色の魚が泳ぎ廻るため、行方不明になる子どもたちが後を絶たない。

#呟怖
#一行怪談 https://t.co/Aw80lJvj80

そのいわく付き物件から運び出される犠牲者は、何故かいつも担架に掛けられている毛布がぺしゃんこである。

#呟怖
#一行怪談 https://t.co/1P7uw3DLhy

呟怖.ORG | 呟怖

呟怖.ORG | 呟怖

呟怖は、Twitterでハッシュタグ『#呟怖』をつけてツイートすれば誰でも参加、投稿できる140文字以内の創作・実話の怖い話です。呟怖.ORGには、日々投稿される呟怖から転載または朗読やイラストなど二次利用を許可されたものが集まっています。作品の二次利用に関する約束は掲載作品の転載、二次利用についてをご覧ください。自分の呟怖作品も、他の掲載作品同様に読んでいいよ・描いていいよという方は、ぜひ参加ボタンから呟怖作家としてご参加ください。その他ご不明なことはガイドをご覧ください。