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夕暮れの踏切でワルツを踊る少女に快速電車が突っ込み、大人たちがカメラのレンズを向ける世界は鏡に映したピエロの世界。

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今年の夏は、どこも雪女の気まぐれで、記録的な大雪であることを告げている天気予報。

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小学生の頃、夏になると、よく近所の河原で鬼火を捕まえてました。

鬼火は懐くと全然熱くないんで、みんな夜の公園で散歩させたりしてましたよ。

とある女子生徒なんて、雨の夜になると、自宅のピアノでリストの「鬼火」を鬼火に弾かせたりもしてたんです。

もう、プロ並みの演奏でしたよ。

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転校先の小さな中学校には「ヴァルプルギスの夜」という行事があって、日没から夜にかけて皆で校庭で火を囲み、踊り狂うのですが、その時、地面に映った生徒や教員たちの影を見ると、みんな人の形をしていなかったんです。

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17になるうちの娘は悩み事があると、時折分裂して他の場所で目撃されてしまい、そのことで更に不安が募ると、またもう一人増え、どこかで目撃されてしまうの繰り返しである。

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この街では美しい夕方になると、野生の一反木綿がよく出没しますが、住民による乱獲が相次ぎ、今では一切の捕獲が禁止されてますので、皆様ご注意を。

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毎回、同じ場所から身投げし続けるそのフジツボだらけの女性に「もう、楽になっていいよ」と、声をかけたところ「アリガトウ」と言って、崩れるようにフナムシや小魚となって海に還っていった夏の宵。

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深海で発見された沈没船の壁面に無数の未知の言語と謎の生物の姿が彫られていた。

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狂ったような、お月様の笑い声が聞こえてくる。

─そんな言い伝えが残る秘密の公園。

「月笑い公園」

─え、行ったことないの?凄いよ、本当にどこからか、けらけら笑い声が聞こえてくる公園なんだ。

勿論、子どもたちだけの秘密の待合せ場所だから、大人は入れないよ。

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第二次世界大戦後、ケンムンはあまり目撃されなくなったと言います。

その原因は乱開発によるガジュマルの木の討伐であり、住処を奪われたケンムンたちは海を渡ったとも言われています。

しかし、近年、再びケンムンの目撃情報が増加しているらしく、近頃はツアーなんかも開催されてるとか。

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血だらけの同級生が転がる学校の屋上。

私は刃物を捨てると、フェンスを越える。

すると悪魔が現れてこう言った。

「選択肢を与える。鳥籠の中の自由か、鳥籠の外の自由か」

私は死を望んでいるから後者。

すると悪魔は石を青空に向かって投げた。

割れた空の隙間から西陽の街が微笑んだ。
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狐の嫁入りが行われている時は、天気雨が降る。

俗に言う迷信だが、この街ではそうじゃない。

尾を引くような大渋滞。

鳴り止まぬクラクション。

カーラジオから流れるトラフィック情報は朝から土砂降りの天気雨を告げる。

渋滞の先には、山へ向かう狐の嫁入りの大渋滞が続いている。

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皆様は、鍵を失くしたことはありませんか?

自宅の鍵。

部屋の鍵。

日記の鍵。

心の鍵。

その鍵はちゃんと見つかりましたか?

え、まだ見つかってない?

それは大変ですね。

噂では、一部の好事家の間で皆様の失くした鍵が当たるガチャガチャが流行ってるそうですよ。

お気をつけて…

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我が家の天井裏にはね、もう一家族が棲んでるんだって。

でね、僕はそっちの家族が本当の僕の家族なんだって。

再来年辺り、僕も天井裏に帰る予定なんだ。

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人は一生のうち平均16回は殺人犯とすれ違ってる。

でも、それは何も街中だけの話ではない。

今こうしてネット上で接してる人たちの中にだって殺人鬼はいるかもしれない。

因みに霊感の強い知人曰く、私たち人間は常にネット上や街中で、無数の死者や物の怪たちとすれ違っているとのこと。

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大概、鳥居の上にアレがいますから、神社で賽銭泥棒なんてとんでもないですよ。

え、アレですか?

業界内では「おとろし」なんて呼ばれてますよ。

信じるも信じないも、もう何人もの仲間がアレに殺られてますよ。

私もアレが嫌で、この業界から足を洗ったようなもんですよ。

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意地悪だった祖父母の家の押入れに、ずっと閉じ込められていた座敷童子を出してあげた途端、祖父母の家はたちまち没落してしまった。

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海の上を揺らめく藤壺だらけの小学校が現れた翌日は恐らく大漁か、それとも…。

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昔、町に魔物が出たんだ。

紅い着物に、顔を隠した黒い傘。

皆、すぐ帰るようになったよ。

だから俺はある日、魔物を倒す為、遅くまで町を徘徊してた。

そしたら突然車が突っ込んで来てね。

咄嗟に俺を庇って撥ねられたのが、まさかの魔物だったんだよ。

しかも魔物は、俺の担任だった。

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うちの学校の図書室には、ホルマリン漬けにされた本の標本が戸棚に安置されてたんだよ。

なんでも骨董が趣味の初代校長が闇市で入手した世にも珍しい「生きた書物」の標本で、噂では図書委員だけが、その本を読むことが許されたらしいぜ。

一体どんな物語なんだろうな?

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「雨降ってきたから、もうそろそろ帰ってきなさーい」

紫陽花の咲き乱れる、その邸宅の女主人が叫ぶと、ベランダに干してあった洗濯物たちは一斉に自宅の中へと入って行った。

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うちの高校には放課後になると「アレ」と「ソレ」と「コレ」と、呼ばれる三体の怪人が現れ、それぞれ「アレはどこですか?」「ソレはどこですか?」「コレはどこですか?」と訊いてきます。

その時、何て答えれば良いのか?

それは、うちの学校の生徒だけの秘密なんでここでは、ちょっと…

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川赤子のクレッシェンド響く夏祭りの帰り。

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「私の言う事には素直に応じた方がいい。ほら、あそこに女がいるでしょ?私に憑いてるモノです。刃向かう者は皆、彼女に食べられました。私を殺せば、アンタもどうなるか、その無い頭で考えて下さい。わかったら、騙し取った金全部、この口座に振込んで」

俺らは弱者を騙す奴らを許さない。

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うちの学校には昔、奇妙な噂がありました。

それは逢魔が時に旧校舎で鬼ごっこをすると、全身黒ずくめの女が現れて、笑いながら美術室へと逃げて行く。

で、ある日、数人の生徒がその女を追いかけて美術室に入ると、そこには埃被ったモナリザの絵が一枚、床に落ちて微笑んでいたそうです。

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大勢の人々が行き交うスクランブル交差点で突然、歩行者たちが一斉に静止したかと思うと、空から「お母さん、また止まっちゃったよ!」という、女の子の声と共に巨大な手がバンバンと地響きを上げた。

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それは決まって夕焼けの時に現れる。

全身毛むくじゃらの四足歩行。顔は人面でいつも群れで行動する。

私も何度か塾の帰りに見かけたことがあります。

先生も「あまりジロジロ見るんじゃないよ」と、言います。

そして彼等がいつも変な歌を口遊む時は、大抵、子どもが行方不明になります。

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通学路の途中のその公園にある「開かずのベンチ」の横にはね、以前から妙な看板が立ってるんです。

「つるべおとし出没注意!」

今でも、夕方になるとあのベンチの樹上からガサガサと枝を移動する何かの音が聞こえてくるんですよ。

一体、何が移動してるんですかね?

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その岬は満月の晩になると美しい人魚が現れる。

水底からゆらゆらと集ってくるその姿は死して尚、男を惑わす、恐ろしき海底の遊女か。

夜霧のように口遊むその歌声は、海に棲む狐狸の悪戯か、それとも警告か。

─漁師である祖父の手記より

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「飛び出し注意!」と、書かれた看板の立つ狭い路地の隙間から、突然無数の野良猫たちが飛び出して来たかと思うと、その直後、巨大な猫の腕が飛び出し、数回ほど空を切った後、ゆっくりとまた暗い路地の中に引っ込んでいった、とある夏の逢魔ヶ刻。

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